2人目の妊婦健診、上の子どうする?子連れ受診のコツと訪問エコー【産婦人科医監修】

「2人目の妊婦健診、上の子をどうしよう……」と悩むママは少なくありません。産婦人科の外来でも、上のお子さんを抱っこしながら受付をしたり、待ち時間にぐずるお子さんをあやしたり、診察中も落ち着かない様子の妊婦さんをよく見かけます。

この記事では、妊婦健診に上の子を連れて行けるのか、預け先の探し方、当日のぐずり対策、風邪をひいた時の対応を解説します。あわせて、上の子やご家族と一緒に自宅で赤ちゃんの様子を見られる「訪問エコー」についても紹介します。

目次

妊婦健診に上の子は連れて行ける?

妊婦健診に上の子を連れて行けるかどうかは、病院、クリニックによって異なります。「同伴OK」の施設もあれば、「大人の付き添いがいればOK」「エコー室や内診室への入室はNG」「感染対策のため原則同伴NG」という施設もあります。

「前回の妊娠では大丈夫だったから」と思って行くと、当日困ってしまうこともあります。受診前に、ホームページや電話で、上の子の同伴可否、ベビーカーで入れるか、キッズスペースの有無、エコー室や内診室に入れるかを確認しておきましょう。

上の子を連れて行くメリットは、エコーを見ることで「赤ちゃんがいるんだ」「お兄ちゃん・お姉ちゃんになるんだ」と実感しやすいことです。預け先を探す手間がないことも大きなメリットです。

一方で、待ち時間が長い、静かな待合室でぐずる、内診やエコー中に目を離せない、荷物を持って移動するのが大変など、現実的な負担もあります。妊娠中の体で上の子を連れて通院することは、想像以上にエネルギーを使います。

預け先の選択肢と、子連れ受診のぐずり対策

産院が子連れ受診NGの場合や、「今日は一人で落ち着いて受診したい」という日は、早めに預け先を考えておくと安心です。

主な選択肢は以下です。

・認可保育園、認可外保育園の一時預かり
・自治体のファミリー・サポート・センター
・民間のベビーシッター
・実家の家族や親戚
・パートナーの半休、有給休暇
・地域の子育て支援施設の一時預かり

一時預かりやファミリーサポートは、事前登録、面談、顔合わせが必要なことがあります。健診の前日に探すと間に合わない場合もあるため、妊娠がわかった段階で、近くの預け先をいくつか調べておくのがおすすめです。

上の子を連れて行く場合は、待ち時間対策も大切です。ベビーカーで行く時は、院内に置き場があるか、入口でたたむ必要があるかを確認しましょう。

持ち物は、音の出ないおもちゃ、シールブック、小さな絵本、お絵描きボード、一口サイズのおやつ、飲み物、抱っこ紐、替えのおむつや着替えがあると安心です。動画を使う場合は、音が出ないようにイヤホンも準備しておくと周囲に配慮できます。

もし上の子に発熱、咳、鼻水、嘔吐、下痢などの症状がある場合は、連れて行くのは避けましょう。待合室には他の妊婦さんや新生児がいることがあります。軽い風邪に見えても、周囲にとっては大きなリスクになることがあります。

このような時は、無理に受診せず、まず産院に電話で相談してください。健診日を変更できるか、ママだけ受診できるよう預け先を探すべきかを確認しましょう。

通院や預け先の手配がつらい時は「訪問エコー」という選択肢も

「上の子の預け先が見つからない」「イヤイヤ期の子を連れて通院するのがつらい」「待合室で周りの目を気にし続けるのがしんどい」。そのような妊婦さんに向けて、オトノハマタニティクリニックでは、産婦人科専門医がご自宅へ伺う「訪問エコー」を行っています。

ポータブルエコー機器を持参し、ご自宅で赤ちゃんの心拍、胎位、推定体重、羊水量、胎盤の位置などを確認します。ママは外に出る必要がなく、上の子を連れて移動する必要もありません。

自宅であれば、上の子が途中で飽きておもちゃで遊び始めても、周囲に気を遣う必要がありません。パパ、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に、リビングで赤ちゃんの心拍や動きを見ることができます。

病院では付き添い人数に制限があったり、診察時間が限られていたりして、家族みんなでゆっくりエコーを見るのが難しいこともあります。訪問エコーは、家族で落ち着いて赤ちゃんを迎える時間を作りたい方に向いています。

妊婦健診と訪問エコーの上手な使い分け

大切なのは、訪問エコーはクリニックや病院で行う妊婦健診の代わりではないということです。

妊婦健診では、血圧測定、尿検査、血液検査、必要なスクリーニング、妊娠週数に応じた診察などを行います。母体と赤ちゃんの健康状態を確認するためにも、かかりつけの医療機関での妊婦健診は必ず継続してください。

そのうえで、次の健診まで2〜4週間あいて不安な時、上の子や家族に赤ちゃんの様子を見せたい時、通院や待ち時間の負担が大きい時には、補完的に訪問エコーを活用するのがおすすめです。

オトノハマタニティクリニックでは、東京都を中心に、産婦人科医がご自宅へ伺い、エコーを用いて赤ちゃんの様子を確認できます。

訪問エコーでは、赤ちゃんの心拍、胎位、推定体重、羊水量、胎盤の位置などを確認します。エコー画像や動画をお渡しできるため、あとからご家族で見返すこともできます。

「妊婦健診と妊婦健診の間に、不安や負担を少し軽くするための選択肢」です。

では、なぜ訪問エコーを活用する意味があるのでしょうか。

一番大きいのは、妊婦さんが移動せず、自宅で赤ちゃんの様子を確認できることです。妊娠中は、体調が日によって変わります。上の子を連れて外出するだけで疲れてしまう日もあります。

そのような時に、着替えて、荷物を準備して、電車やタクシーで移動し、病院の待合室で待つことは、想像以上に大きな負担です。訪問エコーであれば、ご自宅のベッドやソファで横になったまま、リラックスして赤ちゃんの様子を見ることができます。

また、病院では付き添い人数に制限があったり、上の子が途中で飽きてしまったりして、家族みんなでゆっくりエコーを見ることが難しい場合もあります。自宅であれば、パパ、上のお子さん、おじいちゃん、おばあちゃんも一緒に赤ちゃんの様子を見ることができます。

家族みんなで「赤ちゃん動いてるね」「心臓が動いているね」と話しながら見るエコーは、赤ちゃんを迎える準備の時間になります。

まとめ

2人目、3人目の妊娠中は、自分の体調だけでなく、上の子のお世話、送迎、食事、寝かしつけ、家事もあります。その中で妊婦健診に行く準備をして、移動し、待合室で気を遣うのは本当に大変です。

上の子を連れて妊婦健診に行く場合は、まず産院のルールを確認しましょう。子連れ受診が難しい場合は、一時保育やファミリーサポート、家族の協力など、早めに預け先を探しておくことが大切です。

そして、上の子が風邪をひいた時や、ママ自身の体調が悪い時は、無理をせず産院に相談してください。

「通院するだけで疲れてしまう」「上の子を連れて行くのがつらい」「でも、赤ちゃんの様子は見たい」。そんな時は、オトノハマタニティクリニックの訪問エコーという選択肢もあります。

上の子のお世話をしながらの妊婦生活は、想像以上に大変です。全部を一人で抱え込まず、必要な時は頼れる選択肢を使ってください。詳細やご予約は、オトノハマタニティクリニックのLINEよりご確認ください。

この記事の執筆者
永井 英輝

永井 英輝

産婦人科専門医(日本専門医機構認定)/オトノハマタニティクリニック院長

大学病院・総合病院で研鑽を積んだ産婦人科専門医。東京23区・横浜市・川崎市を対象に、訪問妊婦エコーとつわり・妊娠悪阻の訪問点滴を行う「オトノハマタニティクリニック」を開院。

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